チェーンリングとスプロケットのギア比を考える

本日のお題はチェーンリング(前のギア)とスプロケット(後ろのギア)のギア比を考えると題しまして

 

まず、そもそも論として自転車をどのような用途で使うのか?

ここが重要ではないかと
最初からロードレースを主目的としている方はスルーしていただいても問題ないかと
ターゲットは、これからロードバイクに乗る方、もう乗ってるけどガチない方
のんびりポタしたい方、ツーキニストの方辺りをターゲットに書いております、念のため

それでは
これからロードバイクを乗ろうとされている方、或いは既にロードバイクに乗り始めて間もない方、購入されたバイクはどのクラスでしょうか?
やはり、一番最初だから10万円クラスのエントリークラスが多いんじゃないでしょうか?
余裕のある方でも20万円までくらいでしょうか?何にせよ高い買い物ですからね
さて、20万円クラスは今回ひとまず置いておいて(若干今回の趣旨とは外れるので)10万円クラスのエントリー機に着目していきたいと思います
まず、エントリークラスではコンポーネントclarisかsora、コスパの高いところでtiagraが装着されています
或いは、一部混載&FSAやTEKTROなどの構成になります
さて、そんな構成でのチェーンリングとスプロケット
どんな構成が多いでしょうか
まず、チェーンリング
50-34のほぼ一択状態です
52-36のミッドコンパクトと呼ばれるタイプのチェーンリングも出てきているようですが、エントリークラスへの搭載は無いように思われます
次、スプロケット
これ、clarisかsoraかtiagraで変わってきますが
clarisですと、11-28か11-32辺りが付いているでしょうか
soraならば12-25か11-32
tiagraならば、ヨリドリミドリデスネ!12-28とか11-32辺りが付いてますかね?
さて、そんな訳で(どんな訳だ)最近は、フロントコンパクト、スプロケットはワイドレシオ化がスタンダードになりつつある模様
スムーズな変速と最適なギア比を求めることを若干スポイルし、どこにでも行ける汎用性を求めた、そんな仕様

さて、ここで質問
一人でロングライドなりポタリングなりするとして、皆さんの巡航速度はどんなもんでしょうか?
どこかのジャンキーストレートを除き、私は20-30km/hくらい
郊外に出れば伸びますが、街中ですとだいたい信号とかに引っかかったり、飛び出しを警戒したりしてそんなにスピードって出せないですよね?
ですので、潔く出せないところは削ってしまおうという提案です
※物足りなくなったら換装すればいいしね!

では、こちら自転車探検!様の多段速度計算機をお借りいたしまして
今現在、これが欲しいと思われる自身のスプロケットとチェーンリング
また、その理由を書き出してみます
チェーンリング30-42or32-44
スプロケット12-28or11-28

www.suginoltd.co.jp

該当するチェーンリングがスギノエンジニアリング様にありました

32-44だけですが(´・ω・`)ただしお高い(´;ω;`)ブワッ48000イェン...orz

 

華麗にスルーして次ぎ、行きましょう、次、、、

 

ゴホン、チェーンリングはトップ側を切り詰めて小径にします
メリットとして、小さくなるために軽くなります
また、コンパクトのギア比間の差を16→12へと小さくし、無理のない変速を実現します(ぇ?
スプロケットは最適なギア比を追及するべくクロウス気味とします
これにより、ただ乗るだけでなくどのタイミングで、どのギア比が最適か?
考えて乗ることが出来るようになります

 

www.geocities.jp

※上記、自転車探検! さまのサイトはとても為になるかと思います

各種計算機が置かれていますので興味のある方は尋ねてみてください


この仕様では上を捨てて下でクロウス気味にしつつ、街中~郊外、少しの山場までならば対応出来るんじゃないかと思います
最適なギア比を常に選択しつつ走る楽しさを知って欲しい
そうすれば、自ずとさらに上のステージを目指す人も出てくるはず
まずは入り口が大切
買って乗ってもらって楽しい、と思ってもらうのが一番であってほしいですね